紀州で出会った思い出の一品【紀州伝統産業会館】

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柿

和歌山県海南は日本三大漆器産地の一つである、紀州塗の産地である。

紀州塗の始まりは、紀州の根来寺が豊臣秀吉に攻め落とされたときに、和歌山県の黒江地区に飛散した僧が漆塗りを広めたと伝えられている。

江戸時代の頃には庶民の日用品の漆器を生産していた、近代に入っては合成漆器をいち早く取り入れ大量生産のニーズに答えてきた。

その地に紀州伝統産業館ある。

私の祖父が和歌山県海南市に住んでいるので、祖父の家に行ったときに、紀州伝統産業館に行った。

そこで私は一枚のコースターを購入した。

図柄が大正モダンのように大胆で粋だった、柿を図案化したように見え柿が好きな私はとても気に入り購入した。

ちなみに和歌山県は柿の生産量が日本一である。

実際は柿ではなく、赤丸の中に五弁の花が描かれていたのだが、私にはどうしても柿に見えるので柿でいいやと思っている。

柿はおいしい。

おいしいという感情は幸せに近い気がする。

 

自分にとっての価値を見つける


プラスチック製品で値段はお手頃な300円ぐらいだった気がする。

紀州塗産業館に行ったのに塗り物を買わずプラスチックのコースターを購入したが、個人的には大満足の買い物だった。

本当にいい物とは、高い安いではなく、自分が満足できるかどうかが大切だと思う。

大切な人が自分のことを考えて選んでくれたプレゼントなら、たとえ安価であってもうれしいと思うし大切にするだろう。

自分の好みの物なら多少高くたって買う、他人にもったいないと言われても、本人は満足しているはずだ。

もちろん値段は一つの価値基準ではあるが、それがすべてではない。

だから素材が何であろと、値段が安かろうと、おんなじ物がいくらあろうと、私が購入したコースターは私にとっていい物なのである。

 

世の中にはたくさんの価値基準が合って時に私たちは、自分が好きでもないものを評価したりもする、でも実は好きという感情もひも解いてみれば、一つの価値基準でしかない。

好きでも控えるべきモノやコトはいくらでもある、そういういろんなことを引くるめてモノの価値は決まる。

だから人の価値基準と自分の価値基準が違うことなどざらにある、というより同じ価値基準の人を見つけることのほうが難しいのではないだろうか、それだけたくさんのニーズが世の中には存在する。

その多数のニーズを答えようと、人は数ええきれないほどの物を生み出してきた、そんな針の山の中から見つけた自分の感性に合うものを見つけれたということはとてもすごいことである。

好きなものを大事にする心は、本当にいい物から生まれる。

この柿のコースターを大切にしていきたい。

コースター

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