LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略~若者こそ読むべき本【感想】

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LIFE  SIFT 100年時代の人生戦略を読みました。

最近の研究では10代20代の若者はこれから約50%以上の確率で100歳まで生きるそうです。

50%という確率は決して低いものではありません。

現状の社会の仕組みでは、これほどの高齢化社会は想定外であり老後の保証はこれからどんどんと追い付かなくなります。

そうなると高齢になっても生活を維持していくために、長い期間働かなくてはいけなくなります。

せっかく増えた人生もそれでは苦しい期間を増やすだけで、本来医療の発展による恩恵であるはずの、寿命の増加が苦しみを生み出すだけという悲しい現実になってしまっているのです。

 

老後そんな生活に陥らないために、この本では新しい生き方を提案してくれています。

特に今20代から下の世代は、大きく社会が変容する、真っただ中に生きています。

だからこそこれからの人生を豊かにするためにはどうすべきかをこの本は提案してくれています。

もちろん未来のことを正確に予測することはできません、それが50年80年先のことになったらなおさらです。

実際今コロナの感染爆発が起きたことによって、世界中の経済は未曽有の危機に陥っています。

このことを予測していた人は感染症の専門家ぐらいではないでしょうか、もし予測できたとしてもそれを声高く警鐘していたとして、真剣に取り合う人はいなかったでしょう。

もしかしたら将来宇宙人が攻めてくることだって、絶対にないとは言い切れません、ほかにも気候の急変化により東京が海に涼むことだってありえます。

だからこの本で描かれていることが絶対に正しいことだとは思いません、けれどこれからの時代の生き方をどう進むべきか、その方向を指し示していることは確かだと思います。

細かな事象を予測することはできなくても、大まかな流れを予測することはできます。

関東大震災がこれから30年の間に起こる確率は約70%だそうです。

もちろんこれから30年の内に起こらないことは十分あり得ます。

けれどほぼ100%いつか起こるはずです。

この本に書かれていることも同様だと思います。

私は今24歳ですので、100歳まで生きる可能性は十分あり得ます。

昔の人は100歳まで生きる人なんて本当にまれでした、だからそんな年齢のことまで考える必要はありませんでした。

しかし今は違います、私たちは100歳まで生きる可能性が十分あるのです。

人生はたった一度しかありません、だからどう生きようと自由です、でも何も知らず生き、後で後悔ばかりするのはとても悲しいことだと思います。

この本を読めば少なくとも今の生き方で100歳まで幸せに生きていけるのか考えるきっかけになると思います。

どうしても伝えたいこと


長く生きることが尊いわけではありません。

どんなに長く生きようと、苦しみの中を生きるのではただつらいだけだし、無為に時間を浪費し続けるのもむなしいことです。

私たちは誰もが幸せで有意義な人生を望んでいるはずです。

 

最後に、少し長くなりますが、アメリカのコメンテーターであるジョージ・カーリンが最愛の妻が亡くなった時に行った名スピーチを引用します。

ぜひ読んでください、必ず心に響くはずです。

 

この時代に生きる 私たちの矛盾

ビルは空高くなったが 人の気は短くなり
高速道路は広くなったが 視野は狭くなり
お金を使ってはいるが 得る物は少なく
たくさん物を買っているが 楽しみは少なくなっている
家は大きくなったが 家庭は小さくなり
より便利になったが 時間は前よりもない
たくさんの学位を持っても センスはなく
知識は増えたが 決断することは少ない
専門家は大勢いるが 問題は増えている
薬も増えたが 健康状態は悪くなっている

飲み過ぎ吸い過ぎ浪費し 笑うことは少なく
猛スピードで運転し すぐ怒り
夜更かしをしすぎて 起きたときは疲れすぎている
読むことは稀で テレビは長く見るが
祈ることはとても稀である
持ち物は増えているが 自分の価値は下がっている
喋りすぎるが 愛することは稀であるどころか憎むことが多すぎる

生計のたてかたは学んだが 人生を学んではいない
長生きするようになったが 長らく今を生きていない
月まで行き来できるのに 近所同士の争いは絶えない
世界は支配したが 内世界はどうなのか
前より大きい規模のことはなしえたが より良いことはなしえていない

空気を浄化し 魂を汚し
原子核を分裂させられるが 偏見は取り去ることができない
急ぐことは学んだが 待つことは覚えず
計画は増えたが 成し遂げられていない
たくさん書いているが 学びはせず
情報を手に入れ 多くのコンピューターを用意しているのに
コミュニケーションはどんどん減っている
ファーストフードで消化は遅く
体は大きいが 人格は小さく
利益に没頭し 人間関係は軽薄になっている
世界平和の時代と言われるのに 家族の争いはたえず
レジャーは増えても 楽しみは少なく
たくさんの食べ物に恵まれても栄養は少ない
夫婦でかせいでも 離婚も増え
家は良くなったが 家庭は壊れている

忘れないでほしい
愛するものと過ごす時間を
それは永遠には続かないのだ
忘れないでほしい
すぐそばにいる人を抱きしめることを
あなたが与えることができるこの唯一の宝物には 1円もかからない
忘れないでほしい
あなたのパートナーや愛する者に「愛している」と言うことを 心を込めて

あなたの心からのキスと抱擁は
傷をいやしてくれるだろう
忘れないでほしい
もう逢えないかもしれない人の手を握り
その時間を慈しむことを
愛し 話し あなたの心の中にあるかけがえのない思いを分かち合おう

人生はどれだけ呼吸をし続けるかで決まるのではない
どれだけ心のふるえる瞬間があるかだ

ボブ・ムーアヘッド 原作
佐々木圭一 訳

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