伝統工芸を学びながら日々感じること

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工芸は材料を生かす、物づくりだ、材料の特徴を理解して、尊重してその上で自分の想いを込める。

伝統工芸は上記の考えに加え、伝統を大切にする。

伝統とは過去の素晴らしい名工の作品考え方や長く守られてきた日本古来の技法、材料などだ。

昔ながらの素材だから人間と共に何千年も歩んできた。

 

その歴史を伝統工芸展は大事にしている。

 

 

伝統工芸の枠組みはそこから逸脱する表現、技術を極端に嫌う、伝統工芸の枠組みは決まっているのである。

枠組みが決まっているから悪いというわけではない、サッカーも野球もルールーがあるから楽しいのであって、総合ルールーなんて誰も求めていない。

ただ最近感じるのは伝統工芸は誰のための物づくりなのだろうかということだ、物であるのだから、誰かに使ってもらうことが大切だ、けれど私たちの生活は気づけば大きく変わってしまっている。

それこそ信じられないほどのスピードだ浦島太郎のことを私たちは他人事とすることができないほどに。

 

誰のための物づくり


 

私は伝統工芸は過去の人のための物づくりをしていると思うことがある。

それが間違いだとは思わないし、そこに魅力を感じる人もいることも知っている。

ただ自分のことを考えると、自分は誰のために物を作りたいのだろうか、過去の人?

それとも未来の人?

どちらも違う、私が作りたいのは現代の人のための物づくりだ。

 

現代の人のためになる工芸のかたち。

今の時代に工芸が提供できる価値はたくさんあると思う、自然素材であること、人の手作りであること、物を大切にする心、物をいとおしむ心を育てること。

時間をゆっくり感じれること。

工芸の良さを今の人が感じてくれるように、形にしたい。

変えてはいけないこともある、でも変えなければいけないこともある。

 

作りたいものを作るための選択


工芸を学び始めて今で4年目、まだまだ未熟で人に、上に書いたようなことを感じさせれるような物づくりは出来ていない。

だからもっといろんなものを見て、いろんな人と話して、いろんな景色を見て、自分の幅を広げたい。

そうすることで工芸の良さも悪さも見えてくる、何よりいろんなものを見ることで視野が広くなる、一つのことに固執してしまうとどうしても、行き詰ってしまう。

いろんなものを見ることで選択肢が広がる。

 

だから学校を卒業したら旅に出ようと思っている。

まずは北海道から、1年かけて日本一周する予定。

私たちは昔の人より長く生きる可能性が高い、100歳まで生きる可能性も十分ある。

その長い人生をずっとやりたいこともできず我慢することは、つらいことだ。

長い人生の中で自分が本当にやりたいと思えることは、やるべきだ。

 

 

もしここは絶対見たほうがいいという場所があったら教えてください!

 

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