このブログは絵と各種心理セラピーやPTSDの情報などを見に来た人を対象に想定しています。その中には、追い詰められていて苦しい状態の人もいるのではないか、という想定で今回の記事は書いています。

そういう人はセラピーだけ行うよりも、今すぐ楽になるための応急処置(医療・薬物療法)も併用してはどうだろうか? と言うような趣旨、提案です。
心が壊れそうになったら、カウンセリングや自力のみでの克服をめざすよりも、まずは心療内科メンタルクリニック・精神科の受診を検討してもよいと思うのです。
一時しのぎではあっても即効性のある、抗不安薬や抗うつ薬を医師に処方してもらえば、人によっては多少ぼーっとすることがあったりするかもしれませんが、また薬の効果には個人差があり医師の方針とも絡みますが、苦痛をある程度やわらげたり、睡眠薬の力も借りて夜眠れるようサポートしたりする効果が期待できると思うのです。

なお、現在の薬はかつてに比べて副作用が少なく、調整しやすくなっていますが、体質に合わせた医師のコントロールが大切です。服用後の心身の状態についても医師とよく相談しましょう。
自分の体験でも、最近読み返した三森さんの「いいかげんに生きづらさを終わらせたい: トラウマ治療体験記(クリックで記事へジャンプします)」でもそうですが、元気~追い詰められて苦しい状態には波があり、うつやPTSDフラッシュバックその他もろもろでどん底になると、頭が回らなくなります。
例えば、こんな状態になっていませんか?
- わけのわからない猛烈な圧迫感がある
- 気持ちが空っぽで心がうつろになる
- 体に力が入らず、手足を動かすのも大変
- お風呂、ご飯の用意、食べることが難しい
- 学校や仕事に行く気力が湧かない
追い詰められると「根本的な解決」や「長期的な治療」「生活改善」といったことを行う気力や余裕がほとんど無くなります。追い詰められすぎると、生きているのが嫌になったりもします。
そういう時は「まずは現在の苦痛のピークを何とかするための応急処置」が大切だと思います。その一つが医療機関へのアクセスです。
パニックだったり絶望的に感じたり生きているのが嫌になったりしていたら、まずは「いのちの電話」とかに電話して助けてもらう、アドバイスを貰うのも大切だと思います。
厚生労働省 電話相談 もし、あなたが悩みを抱えていたら、その悩みを相談してみませんか。24時間対応の無料電話相談など(#いのちSOS など)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/soudan_tel.html
厚生労働省 SNS相談
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/soudan_sns.html
なお、薬はあくまで「症状を和らげる(一時しのぎ)」ものであり、根本的なトラウマの治療には別のプロセス(専門的なトラウマ療法など)を併用する必要がある場合が多いと私は思います。

薬のこと、病院の予約、初診までの流れなど
- 薬(抗不安薬・抗うつ薬・睡眠薬)の役割: 薬は根本解決にはなりませんが、「火を消す(一時的に症状を抑え、睡眠や食欲を確保する)」ための即効性のある道具です。まずは薬で「眠れる、食べられる、少し落ち着いて考えられる」状態を作れたとすると、だいぶ楽になると思います。
- 精神科の薬への不安:医師の指導のもとで適切に使えば、過度に恐れる必要はありません。(自分に合わないと思った場合でも医師に相談して変えてもらうことができます)
- 病院の探し方: 「近くの『心療内科』または『精神科』で検索」「予約制が多いので、まずは電話かWEBで『今一番早い予約』を取る」。
- 体の症状(動悸、胃痛、不眠など)が強い場合は心療内科、気分の落ち込みや不安が強い場合は精神科(メンタルクリニック)が目安ですが最近はどちらの看板でも幅広く診てくれる所が多いようです。
- 初診の準備: 「辛い症状(眠れない、涙が出る、パニックになるなど)をスマホのメモに1行ずつ書いておくだけでOK。うまく話せなくても、そのメモを先生に見せれば大丈夫」。
