凍り付き体験と「ジャックポット」という感覚

自分の凍り付き体験と「ジャックポット」という感覚

突然、動けなくなった体験

以前、あるワークショップで、自分でも予想していなかった状態になったことがあります。

何か強く怒られたり、激しい指導を受けたりしたわけではありません。自分の感覚としては、ごく軽い出来事だったと思います。

ところが、そのとき突然、物がまともに見えなくなり、動けなくなりました。現実感が薄れ、感情や身体の力が失われてしまったような感覚もありました。

その場では、自分に何が起きているのか、よく分かりませんでした。

後から振り返ると、いわゆる「凍り付き」と呼ばれる状態に似ていたのではないかと思います。ただし、医学的に何が起きていたのか、正確なところは自分では分かりません。

深く掘り下げたわけではなかった

この体験で印象に残っているのは、自分から何かを深く掘り下げようとしたわけではなかった、ということです。

強い感情を引き起こそうとしたわけでも、過去のつらい記憶を意図的に思い出そうとしたわけでもありません。

自分としては、何か大きなことが起きたという認識もありませんでした。それなのに、突然、普段とはまったく違う状態になってしまいました。

その後、人とコミュニケーションを取る時や、フォーカシングをしながら絵を描いていた時にも、これに似た状態になったと感じたことがごく稀にあります。

(パニックにならない。目を閉じて、楽な姿勢で座っている。何もしようとしないこと等を心掛けていると半日とか1日で毎回復旧しました。※自然回復とか別の理由での回復の可能性もあります)

こうした経験から、自分の意図とは関係なく、何かの拍子に急に状態が変わってしまうことがあるのだ、という印象を持つようになりました。

「ジャックポット」という比喩

この感覚を説明しようとすると、私には、何かの拍子に穴に落ちてしまうようなイメージが浮かびます。

あるいは、パチンコ台のようなところに球が転がっていき、たまたま、まずい場所にすぽっと入ってしまうような感じです。

自分からそこを狙ったわけでもない。深く掘り下げようとしたわけでもない。それなのに、偶然、何かに当たってしまったかのように、突然、状態が変わってしまう。

私は、この感覚を「ジャックポット」と呼んでみました。もちろん、これは自分の体験を表現するための比喩であって、実際に身体や脳の中で何が起きているのかを説明できるものではありません。

また、私に起きたことが、他の人にも同じように起きるとは限りません。

ただ、自分にとっては、何かを意図的に深く掘り下げた結果として状態が変わった、というよりも、予想していなかったところで突然変化が起きた、という印象が強く残っています。

体験を振り返って

この体験を通して、自分では何がきっかけになるのか分からないまま、急に苦しい状態になることもあるのだと感じました。

一方で、そのとき自分に何が起きていたのか、なぜそのような状態になったのかについては、今もはっきりとは分かりません。

「ジャックポット」という言葉も、あくまで自分の感覚を説明するためのものです。

この体験が医学的にどのように理解されるのかという問題と、自分が実際に何を経験し、どのように感じたのかという問題は、分けて考える必要があると思っています。

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