最初はPTSDの「標準治療」の記事を書こうと思っていたのですが、ネット上の記事がとても分かりやすかったのでそれを紹介します。
今回の記事の要約:
PTSDの症状や治療法を初めて知る人に、分かりやすい解説記事を紹介。
標準治療の内容と費用について、実際に読んで気づいたことを共有。
標準治療と身体志向の心理療法の位置づけを整理。
トラウマ体験によるPTSDは「心のケガ」症状や治療法、私たちに必要な配慮 | 日本財団ジャーナル
…「心理療法」と「薬物療法」です。「心理療法」で有効性が高いとされているのが、
トラウマに焦点を当てた認知行動療法の「認知処理療法」や「持続エクスポージャー療法」と他にも「EMDR」という治療法も効果が証明されています。
感想: トラウマやPTSDのことを全く知らない人が最初に読む情報として、非常に分かりやすく、まとまっている記事だと思いました。
まず、取り扱う療法について平易で詳しく、ある程度の詳細がわかるように書かれています。
それから読者というか記事のメインの対象者としては、トラウマやPTSD関係の当事者というよりは、少し関心があるが今は全然健康である、知識として色々知りたい人なのだと思いました。
素人には分かりにくい「医療者や研究者専用の学術的な論文」などとは全く異なり、文字情報だけなのに内容がすっと頭に入ってくる記事でした。
「専門治療の地域格差や保険診療で受けられる医療機関が限られることによる治療費の負担が壁となり、回復支援につながりにくい」
→ もっと保険診療などをやっているようなイメージを持っていました。だってガイドラインで推奨されている「標準治療」なのですから。
>1回1万円から1万5,000円ほどの費用がかかります。(※元記事の前後を省略しています)
→10回とか20回でも、かなりの金額になってしまいます。
保険が効かない各種心理療法とそれほど変わらない金額なのかなと思いました。(1回あたりの金額はフォーカシングのワークショップなどとも左程変わらない金額なのかなと思いました。いや、読む前は保険が効いてすごく安いのを想像していたのです)
「PTSDで苦しむ人たちに、私たちができることはありますか」で、
医療者でなくても実践できる「トラウマインフォームドケア(こころのけがに配慮するケア)」が紹介されています。
→正直な感想として、「PTSDで苦しむ人たち」本人でもできる何か をも紹介してくれたらもっと嬉しいと思いました。そこはリスクもあるから、とにかく医療機関に相談してほしい感じなのでしょうか。
PTSDの「標準治療」とそれに対する「身体的なアプローチの治療 SEやBCT など」
先日、検索して EMDRの紹介記事 を書いた時に米国の国立PTSDセンターの動画を他にもいくつか見ました。その時にやたらとevidence basedという言葉が耳に付ました。もともと、三森みさ さん (著)の、 いいかげんに生きづらさを終わらせたい: トラウマ治療体験記 の関連セラピー記事 の関連で検索したものでした。

「いいかげんに生きづらさを終わらせたい」の一コマでは、語る系 と 体を使う系 の心理療法が車の両輪のように描かれているように私は受け取っていたので、? 何だか少ししか取り上げられていない(体を使う系が EMDR だけ)のだなぁ、なぜだろう? と疑問に思っていました。
さらに調べてみると、evidence basedとは、研究で得られた科学的根拠を重視して治療法を選択する考え方だと分かりました。研究の質や結果などが評価され、主要な診療ガイドラインで推奨される治療法もあります。
本記事執筆の現時点では、トラウマに焦点を当てた認知行動療法、持続エクスポージャー療法(PE)、認知処理療法(CPT)、EMDRなどが、PTSDに対する有効性が認められ、主要な診療ガイドラインで推奨されている心理療法です。
薬物療法もPTSDの治療選択肢の一つですが、推奨される薬剤や位置づけは、薬の種類や診療ガイドラインによって異なります。
参考:
身体志向の心理療法にも研究がありますが、PTSDに対する有効性の裏付けや診療ガイドライン上の位置づけは、治療法ごとに確認する必要があります。
語る系と体を使う系の心理療法が車の両輪のように、どの療法も同じぐらい推奨されているわけではない、と理解しました。治療者の方針や本人の状態によっても、治療の選択は変わるのでしょうね。
AIに聞いた補足情報: (AIも間違うことがあるし、これも参考情報といった感じでしょうか)
次のような考え方が適切です。
- 身体の緊張や過覚醒が気になる場合は、身体志向のアプローチについて専門家に相談することも考えられる。
- トラウマの記憶、悪夢、回避などが続く場合は、PTSDに対する有効性が確立された治療についても相談する。
- 身体志向の療法を受ける場合も、治療者の専門性や安全性、症状の変化を確認する。
- 一つの療法だけにこだわらず、本人の状態や希望に合う方法を専門家と検討する。
結論として、SEやBCTなど、身体に着目したアプローチもトラウマに関連する支援で用いられています。ただし、それぞれの療法について、PTSDへの有効性がどの程度実証されているかは、標準治療として推奨されている心理療法とは区別して考える必要があります。
※本記事は、公開されている資料をもとに筆者が調べた内容と個人的な感想をまとめたものです。個々の治療の適応や選択については、専門家にご相談ください。
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